日記
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回を重ねて。。。


2011年08月13日



今年の酒蔵ロード劇場は、四回目になりました。
4年前の春、この高知県佐川町の酒蔵の道で、
ばったり北古味可葉さんと出会い、
そこから始まった、酒蔵ロード劇場。


2008年の一回目は、人知れず、静かに始まりました。
ご近所の方たちの小さな手作り屋台と、
5箇所ほどでの幼い影絵。それでも、自分自身始めて体験した、
酒蔵に現れた影絵の姿に、吸い込まれました。
1週間前に月へと旅立った父も、
見てくれているかのように、満天の星空の中でした。

2009年の2回目は、自分の甘さを厳しく、
突き尽きられることになりました。
風が強く、絵が飛ばされ、機械の電球が切れ、
映らない場所もありました。予想以上の人の数に、
道も車も滞りました。昨年は偶然切れていた外灯に
照らされ、絵が薄くなりました。そして、雨が降りあわてて
場所を移動し、投影ができない箇所もありました。すべてが、
予測して準備をしておけば避けられた出来事だったのに。。。
あの日の夜の、自分への悔しさは、今も忘れていません。
     

2010年の3回目は、昨年の出来事を、みんなで活かしあい、
反省をプラスに変えることができました。
駐車場マップを配りながら誘導しました。 
前日に本番同様のリハーサルをしました。事故が無いように、
側溝にはロープをしました。 許可をいただき外灯を消しました。
100%晴れ予報でも、雨対策も準備しました。  
みんなで一生懸命になり、
本当の酒蔵ロード劇場の幕開けになりました。

そして4回目の今年、一生懸命さに落ち着きが加わって
、お祭り自体がより穏やかになり、
平和で幻想的な時間に感じました。私自身、
はじめて穏やかな心で、夢の一時間を、楽しんだように感じます。。。
光の切り絵への、来年への宿題はもちろんあります。 
それはきっと、これからもずっとあります。
「もっと、いい作品作れたんじゃないかなー。。。 
全力やったかな。」そんな気持ちはいつも一緒です。
でも、それはそうとして、あの一時間は楽しみたくて、
ようやく暗くなる8時から、
9時までの一時間、今年はとっても楽しめました。

250年間生き続けている酒蔵の道、地元のみなさんの協力、
夜道に花咲く笑顔と笑い声、
影絵の前ではじまる路上ライブの躍動感。。。 
私、このお祭りの一番のファンかもしれません☆
「ステキな、お祭りだなぁ。。。」って、とても幸せな気分で、
夢の中にいるようでした。

そして、一番のファンだからこそ、そして穏やかな
4回目を向かえれたらこそ、実は抱いている、心配もあるんです。 
いつまでも、酒井敦美の光の切り絵展のような形ではいけないって。
「酒蔵ロード劇場」は、劇場なんです。 
前でのパフォーマンスだけではなくて、あの白壁も、劇場の発表の場。
もっと、いろんなアートで彩れたら楽しいし、こんな楽しい投影、
ひとり占めしてたらもったいない!
そして何より、それが、このお祭りの最大の魅力なんだと思うんです。
見に来られるみなさんに喜んでもらいながら、
アーティストたちが楽しめる、みんなで作品を発表していく劇場。
そんなお祭り、とっても素敵でしょ。。。☆ 
      
私は、この「酒蔵ロード劇場」をきっかけに、
新たな道と広がりをもらいました。
絵描きとしての道を、照らしてもらったんです。。。
「酒蔵ロード劇場」が、アート道を歩むみなさんにとっても、
そんな場所になっていったら、いいなぁ。 
そんなお祭りになったら、いいなぁ。ずっと言い続けてきたこの思い、
もっと地元のみなさんに伝えて行きたい。

今、私が、全力で絵を投影していることが、そ
の事の反比例になっていないかな。4回目の夢心地の中、
そんな気持ちも感じていました。

この「酒蔵ロード劇場」に照らしてもらった道の先で出会った、
徳島県阿南市での夏祭りも、昨年から引き続き、
「第2回 光の切り絵、散歩道。」 させていただいてきました。 
地元の人たちと汗だくになって駆け回り、準備する時間がたのしい!
この三日間だけは、私も阿南の住民になったつもりで、
みなさんとご一緒させてもらいます。
見に来てもらう人たちの笑顔を目標にスタッフのみなさんで
準備をし、本番も走ります。
私には故郷はひとつしかないけれど、行く先々の地域のために!
と動いているみなさんといっしょに
目標に向かって走れることは、今、大きなやりがいになっています。

私のちっぽけな絵だけれど、絵が地域のみなさんと関われる
という事を、この「野外幻灯展」で教えてもらっています。
絵の神様?かな、ご先祖様かな? こんな私に、教えてくれて、
ありがとうございます・・・いい絵、
描いていけるようになりたいな。こんなご褒美をもらったんだから、
絵の中で、応えてゆけるようになりたいです。