日記
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たびたび日記~姿消えた、三津駅~


2009年06月11日



私が初めて、三津駅を訪れたのは、5年前の5月。 
それは夕暮れ時で、駅舎の中には、
窓枠の形をくっきり床に映す西日が差し込んでいました。
木製サッシ、ゆらゆらガラス、ホーロー看板、
木製ベンチも夕日に照らされて、
タイムスリップした映画のワンシーンを観ているかのような
場面に、一目ぼれしました。
    
その三津駅も今年取り壊され、新しい駅舎へと姿を変えました。
今回、その新しい三津駅に足を運んだ。
三津に住む若いみなさんが「駅を残してほしい!」と
活動をしましたが、残す事はかなわず、
似たデザインで新しい駅舎は建てられました。 
たくさんの自転車であふれていた駅前は、

バスのロータリーになり、駐輪所は別に設けられていて、
住まわれる皆さんにはきっと便利で
使いやすい駅になったのだろう。
中のようすもステンドグラスが入り、キレイでかわいらしい。
それでも、やはり、もう二度と、あの西日が差し込む
ドラマティックな駅舎に出会えないと思うと、とても残念。

そして今回は、駅前にある、「矢野商店」さんに
会いたくて三津駅を訪れました。
5年前にお店のスケッチをさせていただいてからのご縁で、
今回の時代屋さんの個展にもご家族で来て下さいました。

ご挨拶したくて伺うと、
「ぅん?どこか風景が違ってる。どこだろぅ?」と、
お店に飾ってくださっていた、スケッチ画と見比べてみると
そぅかぁ、前の藤棚がなくなったんだぁ。
藤棚の緑は、木製の壁に映えていたし、
店内から見た陽に光る緑も、美しかった。。。
それでも、バスのロータリーを作るため、
取り壊さざるを得なかったとの事でした。
「絵に残してくれてありがとう。」そんな言葉をいただき、
お店のいろんなところに絵を飾って下さっていました。
お父様お母様が守ってこられたこのお店を、
今はご姉妹兄弟みなさんで集いながら、

ゆったりした時間と共にお店を開けられています。
    
駅は変わっても、「矢野商店」さんがあの頃の景色を
思い漂わせてくれています。。。

三津のみなさんも、きっと、嬉しいでしょうね。。。。 
また、遊びに伺います!