日記
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たびたび日記~酒蔵ロード劇場~


2010年07月31日



昨年の酒蔵ロード劇場は、雨でした。
雨対策や、OHP機械や投影の確認なども不十分で、
雨の中、足を運んでくださった皆さんに、
とても申し訳ない気持ちで終えた、昨年の酒蔵ロード劇場でした。

宿題を残したままになっていた「酒蔵ロード劇場」。。。
今年は必ず。。。そんな思いを、切り絵に注いで、
新作10枚を完成。。。高知に向かいました。
    
この酒蔵ロード劇場は、地元のみなさんで構成された
「くろがねの会」が主催です。
くろがねの会みなさんも、「今年はきっと・・・」との思いから、
前準備を一生懸命にしてくださっています。春頃から、
何回も打ち合わせを重ね、改善策や、新しい取り組みを、
考えてくださいました。
OHPを乗せる台は、今までより高くしました。前を通る人たちで、
影絵が消えてしまわないようにです。
自動で点灯する外灯は、許可をいただいて、
カバーを取り付けました。 これで、影絵がくっきり浮かびます。
影絵が映り始めるのは7時半過ぎ…それまでの時間も
楽しんでいただけるコンサートや屋台も充実します。
本番前日には、完全なリハーサルを行い。。。
OHP一台に一人の担当者が付き、
設置も投影も速やかに行えるようにします。
 
私の屋外の影絵展は、ここ佐川から始まりました。
私自身、初めての事ばかりで試行錯誤です。
くろがねの会のみなさんはもっと慣れない作業ばかりだったと思います。
それでも、それぞれに昨年のくやしかった思いを
今年に活かそうと、一生懸命に考え、準備をしました。
今年で、三回目の酒蔵ロード劇場。。。みなさんの真剣な
準備や表情から「本当に、佐川の、地域のお祭りに
なろうとしているんだな。。。」と感じ、嬉しさと共に、
気持ち引き締まる思いがしました。

影絵の前で、地元の皆さんが楽しみ微笑む姿が、
浮かび。。。日没が待ち遠しく、
何度も何度も太陽の位置を確認していました。

7時20分を過ぎると、うっすらと光の切り絵が映り始めました。
日が暮れ始めると共に、光の切り絵は、色濃くなってゆきます。
白壁を前に眺めている人たちも、刻々と変わってゆく
光や色を、ゆったりとした時間と共に、楽しんで下さっています。
日暮れが、酒蔵ロード劇場、影絵展の幕開け。。。
始りを知らせる定刻のベルも、予定通りのプログラムも、
ないけれど、そんなのんびりした空気と時間の流れが、
この劇場の魅力です。。。
                     
回を重ねていっても、この魅力、大切にしてゆきたいなぁ・・・


10年以上、舞台の背景に映す、影絵をしていました。
物語の朗読と、ピアノ弾き語りと、舞台照明と、
作り上げる世界が、とても魅力でした。
その影絵を、路上や屋外の風景の中に投影しているのが、
この酒蔵ロード劇場です。
今では、この屋外の影絵展は、
私の大切な創作表現の場となっています。

この屋外の影絵展の魅力は、なんといっても、
皆さんと一体になれることです。眺める絵ではなく、
絵の中に入って遊んで、溶け込むことが出来ます。
それがまた、絵に命が吹き込んでくれるんです。
影絵の中に人の影が映りこみ、また、
人の体に影絵の模様が映ります。
止まってるはずの絵に人が加わり、動き出すんですょ。  
BGMは、笑い声。。。♪

自分が作った切り絵の中で、みなさんが笑顔で遊んでくれている。
それは、普段の個展で感じるものとは違う、喜びを教えてくれました。
新たな道を標してくれた、佐川「酒蔵ロード劇場」に感謝しています。
「くろがねの会」のみなさんと力を合わせて、
去年の宿題を提出し、来年につづく一歩となった、影絵展となりました。