日記
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たびたび日記~紙逢わせな旅~


2010年10月01日



27日(月)の夜、9日間の四国の旅から帰って来ました。
私が初めて四国を訪れたのは、2000年の春。。。
それから10年が経ち、一つ一つの大切な出会いやご縁が
、今回の旅路や、今の私を、作ってくれたんだな。。。
そんな事を、改めて実感する、幸せな四国時間でした。
19日(日)徳島市経由で、高知県佐川町の可葉さんちに
到着です。可葉さんに、「おかえりぃ~」と出迎えてもらったら、
長時間のドライブもほっと一息。不思議なほどに癒しの
包容力がある、可葉さんのスタジオと、可葉さんの存在。
私はいつも、可葉さんから優しさとパワーをいっぱいもらって、
名古屋に帰っています。


★「平和の鐘」
21日(月)22日(火)は、宇和島の泰平寺で行われる、
「平和の鐘」の式典に参加してきました。
佐川町からおよそ100㌔、2時間のドライブです。 
中間地点、高知県梼原町の古民家で、
おいしい極太そばを食べて、宇和島へと向かいます。。。
   
9月21日国際平和デーに行われる「平和の鐘」を撞く式典は、
泰平寺さんの境内で行われました。
西日が強く照りつける中、みなさんの手で椅子が並べられ、
石畳に水をまき、準備が進められてゆきます。
私は、2階の窓からの投影。。。檀家さんらのたくさんの
お先祖様たちが、眠っておられる部屋を、お借りしての投影です。
「本当にいいんですか・・・?」と、恐縮していしまう私に、
奥さまのせつこさんが「喜ばれるから、いいんょ。」と、
投影の為のスペースや、台を作ってくださいました。 
不思議となんとも、落ち着く気持ちになりました。
      
夕方6時半、夕暮れも終わるころ、和太鼓と、
平和の鐘が3回鳴り響き、式典は始まりました。
被爆した子供達が書いた詩を、今の子供達が朗読します。
「生まれる、っていいな。」 産まれてくることの奇跡も、
朗読されました。ピアノと共に、子供達や先生の歌声が、
境内に響きました。戦後65年・・・詩を朗読した、
子供たちのおばあちゃん、おじいちゃんも戦後生まれの時代です。
もう、生の声は途絶えつつあります。 
どこか、昔々の物語のようになってしまう、
原爆の話。それでも、あの地獄の中で残された、
こども達の心のままの言葉は、生々しく突き刺さるものがありました。
ほんの65年前の事・・・なんですよね。 
平安時代でもなく、幕末でもなく、昭和の・・・ほんの65年前の事。
ご先祖様の眠る2階の窓から、炎の影絵を映し、
今の子供たちの明るくあどけない朗読の声を聞きながら、
私はぼんやりと、65年前のこども達の悲しみが、
秋風と共に、境内を吹き抜けたように感じました。


★「紙逢わせ展」
北古味可葉さんの書と、倉美紀さんの和紙スイーツと、
光の切り絵の三人三様の「紙逢わせ~しあわせ~展」も、
26日(日)に、幕を閉じました。
紙つながりで実現した、三人展。 
三部屋それぞれの世界を巡っていただき、
「しあわせな時間を、みなさんと共有できたらいいな・・・」
そんな、思いを抱いて、展示会は始まりました。
  会場に居ることの出来なかった間、
記帳ノートに残してくださったメッセージ、
暗い会場で私を見つけ、感想を伝えてくださった
真っ直ぐな言葉、「私も、父が大好きでした。。。」と、
大切な思いを話してくださった涙、こども達が絵を見つめる
キラキラした目と、その側のお母さんの笑顔。     
               
私の絵を、笑顔でご案内してくれた、和紙スイーツの
美紀さん。次につながる高知とのご縁を結んでくれ、
道を照らしてくれる可葉さん。いつも真剣にカメラを向けて、
応援してくれるsinjiさん。
毎日、会場のお花の手入れをしてくれた、富佐さん。
愛媛から駆けつけて、ずっと見守ってくださっている十河さん、
水谷さん。愛知から絵に会いに来てくれた、浅井さん、
小川さん、鷲見さん。新しい可能性や夢を、ご提案してくださった、
栗原さん。始まりから見送りまで、すべてサポートしてくださった、
紙の博物館の高橋館長さんをはじめ職員のみなさん。

どうやら、「紙逢わせ~しあわせ~」をもらったのは、
やっぱり私の方だったようです。。。(*^_^*)
たくさんのしあわせを、本当にありがとうございました。 

高知のおいしいタタキと時間を、たくさんいただいた私は、
エネルギー満タンです!今回新しく出逢った、いの和紙を、
どんな「光の切り絵」に変身できるかと、ウズウズしています。
その作品たちを、見ていただける日を、楽しみにまた、
創作を楽しんでゆきたいと思います。