これまでの日記

一世一代の光の切り絵!

2014年01月20日


昨年の夏、一本のお問い合わせの電話がありました。
広島県安芸高田市で、親子で営んでいらっしゃる、
クリニックの先生からでした。
「父の代から続けてきた病院なのですが、
この度、老朽化も進み、建て直すことになりまして、
その壁面に、絵を描いていただけませんか?」


それから、先生は、愛媛まで絵を見に来てくださり、
会って、思いを話してくださいました。
今は息子さんも手伝われていて、親子三代つづく、
町のみなさんに愛される病院。
今までの、これからの思いを絵で残したい。。。と、
おっしゃられました。
とても優しいお人柄と笑顔で、町のみなさんにとって、
支えとなる病院なんだと、すぐに想像できました。

そんな大切な絵に、光の切り絵を選んでくださったこと、
とても光栄に思い、ご期待に応えられるか、絵のプランは
立たないまま、「ぜひ、描かせてください!」と、即答しました。

先生は、ホームページを見て、私の「一画二驚」を、
気に入っていただいたとの事でした。
玄関入って、すぐのガラス面(2m×3m)の、両面を使って、
なんとか、「一画二驚」の変化を表現できないだろうか。。。
玄関からと、待合室側から。。。絵が変わったらおもしろい!
いろいろと、考えて、テストして、作業の方向性は決まりました。

そして絵の変化の中に、病院の守り神のようなキンモクセイと、
先生の思い出や、思いを込めたい。。。
そう思い、年明けから、その創作にかかっています。

今、現場監督さんと、図面を見ながら、照明の位置や種類も
決めています。
ちゃんと、光の切り絵になるように、照明はとっても大事☆

そして仕上げは、広島まで行って、3日間くらい滞在し、
ガラス面に直接、貼り付け、切り抜き、完成させます☆
完成は、2月中旬予定です。

はじめての作業と表現で、正直ドキドキです!
先生の一世一代の思いを、ちゃんと絵に込めれるかな。
まだまだ、ほんの入り口の作業ですが、
どんな作品になるのか、またご報告させてくださいねっ☆

先生やご家族、病院にこられる患者さんたちの、
ほっとするような。。。そんな絵になりますように。







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