2014年03月21日
つい先日、このホームページからのメールを通じて、
一通のお問い合わせがありました。
京都の方からでした。
「初めてメールいたします。
2年くらい前に、美濃の和紙の里会館で行われていた
作品展で初めて作品を見ました。
その時に展示されていた作品で、うつむく少女の目から
涙が下の湖にしたたっている絵がとても印象にのこっています。
切り絵のタイトルは覚えていませんが、
この作品をもう一度見たいと思っていますが・・・
作品集や展示など目に触れる機会はないでしょうか?
わかりましたらお教え下さい。」
もう2年前にもなる展示会で、たまたま見かけた絵を、
このように、記憶にとどめていてくださったなんて。
とてもうれしいメールでした。
その絵のタイトルは、「涙の種」です。
少女の流した一粒の涙から、蓮の蕾が現れるという絵です。
メールいただいたこの方は、そこにどんな思いを
馳せられたのでしょう。。。
このいただいたメールをきっかけに、
4月の犬山での展示会に、展示することとしました。
「涙の種」も、この方との再会を待ちわびているように感じて・・・
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