2015年10月12日
昨夜の南相馬市でのイベント、「光のゆめ時間、あなたと。」
心配していたお天気にも恵まれ、
愛知のボランティアグループ「ゆめゆうと」さん主催のもと、
地元のみなさんの力を大いにお借りして、
みんなみんなで光のゆめ時間、作ることができました。
1枚目の絵は、南相馬にお届けしたくて作った
「虹をかける、天馬」です。
会場に集まった方々と「せーの!」で声を合わせ、
真っ暗な広場の白幕に大きく描きました。
絵が現れた瞬間、小さな子からおじいちゃんおばあちゃんまで、
「わあーーー!」という歓声が響き、
子供たちはいっせいに駆け回り出しました。
大人のみなさんの目にもキラキラ光が映り、
子どもに返ったような笑顔を見せてくださいました。
野外幻灯の活動をしていて、一番うれしい瞬間です(o^^o)
東日本大震災から4年7ケ月、月命日でもあった昨日、
ようやく光の切り絵をお届けしに来ることが出来ました。
震災後、南相馬への届ける活動を続けられてきた、
「ゆめゆうと」の市古さんのおかげです。
すばらしい活動と、地元のみなさんとの絆の中に、
光の切り絵を、入れていただき、ありがとうございました。
今もなお、仮設住宅での不便な生活、放射能への不安、
震災で経験した深い悲しみ。。。南相馬のみなさんの心の中に、
ずっと住んでいます。
「光の切り絵に、なにができるのだろう。。。」
それを一層、考えた野外幻灯でした。
子育て支援をされている「みんな共和国」の近藤能之先生が、
公園で立ち話をしながらこんな事を話してくれました。
「福島の人は、悲しみや不安を、表には出さずに、
日々胸に抱えて生きていて、光の切り絵の中で、喜んだり、
涙流したり、心を解放して感情が出せるような
そんな時間になったらいいと思うなー。。。」と。
どなたかのそんな時間になれていたなら、とてもうれしいです。
訪れてくださった南相馬のみなさん、
お手伝いくださったボランティアのみなさん、
郡山、仙台、愛知からと駆けつけてくださったみなさん、
「小馬崎達也とパンゲア」のみなさん、
大阪からの「まち家具チーム」のみなさん、
「ゆめゆうと」のみなさん、
そして市古さん、ありがとうございました。
ご一緒させていただいて、本当にありがとございました!
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