これまでの日記

父の手

2013年07月17日


今日は、5回目の父の命日。。。

大きくて、ごっつくて、でも器用な父の手は、
ほっとする魔法の手でした。

病気になって、だんだんしぼんできた父の手を見ると、
ぎゅっと握りしめて、「大丈夫だよ」って、
言いたかったのに、私は絶対泣いてしまいそうで、
最後まで、父の手を握れませんでした。

なくなる数日前、病室にカメラを持っていき、
「今、手の絵を描いてるから、写真撮らせてー」と、
ウソをついて、撮った一枚です。

最後まで、つよがりな娘で、心配性な父を一喝したり、
冗談言ってみたりと、あまり優しい言葉をかけれなかった私。

泣いてしまってでも、手を握りたかったなぁ・・
父がなくなってから、そんな風に思っていた時、
父の日記に「敦美は、一緒にいる人を元気にする不思議な子だ。」
そんな言葉がありました。
父からもらった、最高の褒め言葉です!^^

最後まで特別じゃなくて、今までどおりの親子関係でいたこと、
きっと、あれはあれでよかったんだなぁ。。。

それでも今は、もうちょこっと素直になって、
「ありがとう」と「ごめんなさい」は、
持ち越さないようにしています。
"次"は約束されたものじゃない、今を大事に、そう思って!

父がなくなった直後から始まった、「光の切り絵・野外幻灯」
もう5年になります。。。
ステキな出会いに、ほんっとうに!恵まれて、
各地で夢をもらっています。
もうすぐ、徳島~愛媛~愛知~山梨と、絵たちと回ります☆

父にもらったように感じている、「野外幻灯」という、
私の新たな表現と夢、
うんと大きく映すから、空から見ててくださいね~(^_-)-☆






このごろ日記

2024年度】【2023年度
2022年度】【2021年度
2020年度】【2019年度
2018年度】【2017年度
2016年度】【2015年度
2014年度】【2013年度
2012年度】【2011年度
2010年度】【2009年度

【 2013年の日記 】

2024年度】【2023年度
2022年度】【2021年度
2020年度】【2019年度
2018年度】【2017年度
2016年度】【2015年度
2014年度】【2013年度
2012年度】【2011年度
2010年度】【2009年度