2012年02月22日
切り絵の森美術館の企画展でご一緒した、
切り絵作家の筑紫ゆうなさんからかわいい封筒がとどきました。
封筒を手にした瞬間から、封筒の内側から、
ゆうなさんの声が聞こえてくるみたい!
急く気持ちを抑えて、かわいいシールを丁寧に外すと、
中から、こんなにステキな切り絵が現れました。
一人の部屋で、思わず、「わぁ~。。。。・・・・・」と口にして、
その後、ジワァ~。。。と鳥肌が伝線!
同封されたハガキは、ポーランドの町並み。
この切り絵は、ゆうなさんが出会ったポーランドの
おばあちゃん作家さんの作品でした。
ゆうなさんの言葉では
「Hug したくなるくらい Cuteな おばあちゃん」で、
下書きなしに、業務用のハサミの先で、
5分くらいで作っちゃうんだそうですょ!!
手のひらにのせてみたら、とてもうれしくなってきて
、会ったことのない、ポーランドのおばあちゃんの
手のぬくもりに触れられたようで。。。ゆうなさんを通じて、
わたしも、CuteなおばあちゃんとHugさせてもらっちゃいました☆
ポーランドには、伝統的な切り絵文化があるのだそうです。
始まりは、寒さと風をしのぐために羊の皮を窓に貼り付けていた頃、
光を採りこむために、羊の皮に、
羊毛バサミで穴を空けた事からだということです。
「わぁ。。。それって、光の切り絵だぁ!(*^^*)」
紙が普及してからも、羊毛ハサミをつかって、田舎の景色や、
動物たちをモチーフにした、素朴でかわいらしい切り絵が、
各家庭で受け継がれていって、伝統文化となっていったんだそうです。
日本の切り絵は、着物に柄を染めるための、伊勢型紙ですょね。。。
切り絵は、その国々の文化や生活の中で、必要なものとして生まれ、
長い歴史を経て、伝統芸術へと育まれていったのですね。。。
私は、舞台に映す影絵として、切り絵を作るようになりました。
旅が好きでよく描いていた水彩画と、
影絵が合わさり、「一画二驚」が生まれました。
物作りされているみなさんそれぞれに、歩んできた歴史があって、
その歴史が作品となっているのかもしれないですね。。。
これからの作品も、これから私が歩く道によって
作られる。。。ということなのかな。
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