2023年09月02日
130さんの夏期講習も終わり、
私の日々弁当は、ひとまず今日でおしまい🍙
この夏、エネルギーも喜びも、
燃焼した鳥取の展覧会も幕を閉じました。
そして、私が生まれた時を知ってくれていて、
我が家のお隣の家で、幼い頃はいつも一緒。
まるで親戚のようで、
いつも私を誰かに紹介するときは、
「私の娘」と言ってくれていた、
お隣りのお家のおばちゃんがお空に旅立ちました。
「ポランの広場」自然食品のカフェを運営、
学校の先生で、料理研究家で、
おばちゃんの作る料理は、
愛情と優しさがそのまま味になっていて、
体も心もあたたまる料理でした。
大好きでした。
私が結婚してからは、
簡単でおいしいレシピもたくさん教えてくれて、
私が遅くまでアトリエで仕事をしていると、
そっと玄関に、「夜ごはんの足しにしてね」と、
一品二品、置いてくれていました。
おばちゃんが台所に立てなくなり、
食事も取れなくなった7月の終わり、
おばちゃんに栄養をとってほしくて
小さく切った野菜を煮込んだスープを作ってゆくと、
「あーちゃん、これは最高の味だよ」と褒めてくれました。
「おばちゃんの料理を食べてきたおかげだよ」と伝えました。
意識が遠のく中も、
おばちゃんは、ベットの上で手を動かし、
玄米を洗ったり、野菜を切ったりしていました。
おばちゃん、私が生まれてから50年、
おいしいものたくさん食べさせてくれてありがとう。
たくさんのこと教えてくれてありがとう。
これからも、天日干の梅干しを入れて、
お米を炊くね、つやつやもちもちになるね。
お釜を開ける度におばちゃんの顔を浮かべます。
「食べることは生きること」
私も大切にします。
今日のお弁当
夏休みの日々弁当。
お隣りのおばちゃんが、7月に病院のベットから送ってくれた、 「鶏さん一羽まるごとレシピ〜あつみ宅専用」
お隣り家族と私。 幼い頃の写真は、ほぼいつも一緒。 生まれた時から大人になるまで、親戚のように育ちました。
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