2021年11月29日
定林坊さんの御首題が書かれた完成の姿です。 やっぱり、引き締まります✨
山梨県身延山“定林坊”さん
”光で変化する” 御首題の絵を、
描かせていただきました。
ご縁は、望月(もっちー)副御住職さまが、
山梨県身延町にある、切り絵の森美術館で、
光の切り絵を見てくださったこと。
「光の切り絵で御首題を作れないでしょうか。。」
と、お問い合わせくださいました。
それから、定林坊さんにお伺いし、
副御住職さまと、お話ししていく中で、
そこに描く絵や、言葉が、自然と決まってゆきました。
南無妙法蓮華経 という御首題のほか、
蓮の花の上には、「 如 蓮 華 在 水 」
と書かれていて、
「濁った水の中でも、美しい華を咲かせる蓮華の如く生きる」
という、仏様の教えなのだそうです。
光の切り絵では、それぞれの個性を表すよう、
五色の蓮を描きました。
光が差し込むと、蓮の蕾は花開き、
鳳凰が、蓮の花を愛でに現れます。
この鳳凰は、定林坊さんに描かれていた
美しい姿を参考にさせていただきました。
またこの鳳凰は、長く眠っていた定林坊さんに、息吹を吹き込まれた、もっちー副御住職のお祖父様が、しつらえられた物と聞きました。
お祖父様にも、今回の御首題の制作にに参加いただいた気持ちです。
切り絵の森美術館で絵をご覧いただいた。。という、
すれ違っていてもおかしくない出会いから、
このような素晴らしい機会をいただけた事、
もっちー副御住職さまの熱い思いが実現へと運んでくれました。心より、感謝いたします。
また、こういった一枚の紙への印刷で、
一画二驚を実現する事は、私も初めてで、
友人や、印刷に詳しい方に、相談しながら、
紙やインクの濃さなど、いろいろ試しながら、
試行錯誤を経て、良い絵の変化が、実現しました。
ぜひ、お手に取ってご覧いただき、
そして、日が差し込む窓辺で、
その変化を楽しんでいただけたらとても嬉しく思います。
光の切り絵 酒井敦美
アクリルのフレームに入れて、 窓辺に飾られても、ステキかな。。B5サイズが近いようです!
定林坊さんの美しい鳳凰
制作途中の鳳凰
定林坊さんで、対面で御主題をいただける日程です。
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