お世話になってるカメラマンの小林さんに、今日、電話しました。
退院され、少し元気な声に、戻られてて、安心すると、

「あっちゃん、3日前に車手放したんやぁ、免許も返してな。
今回の病気で、目も判断力も、鈍ってなあ…」って。

小林さんと一緒に、遍路道35万㎞走り続けた軽自動車を、
運転免許書を、どんな気持ちで、手放したんだろう。

でも私、その話しを聞いて、
「小林さん、カッコいいー！！」って思わず言ってしまいました。
判断力がにぶっているどころか、すごい勇敢な判断だなぁって。

「自分が何かある分にはいいけどな、人に被害を与えて
しまったらいかんからな。」って。

けっして交通の便が良いわけではない町での一人暮らし、
そして何より、カメラをひっさげて四国中を駆け回るのが、
小林さんの生きがい、人生そのもの。。。
その小林さんが、まだ運転は出来る状況で、この決断をしたこと、
胸が詰まり・・・でも、それ以上にカッコいいなぁー！と思いました。


「一時間に一本とかのバスや汽車は、時間も道も
思い通りにならん。発見がいっぱいで新鮮でなあ。
あっちゃんの歳では分からん景色があるんで〜^ ^」

私には、まだ見えない景色、
小林さんの写真で、これからもたくさん見せてください。

今年の酒蔵ロード劇場でも、
小林さんの写真たち、しっかりと映しますね！