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島のみんなと生きる店


2015年08月28日

2002年のスケッチ。「島のみんなと生きる店」
2002年のスケッチ。「島のみんなと生きる店」


今日、一通のお手紙が届きました。
広島県生口島、河原商店のおばさんからです。

20代頃、しまなみ海道によくスケッチ旅に出かけていました。
上の絵は、2002年に描いた、河原商店さんです。

この絵は、3日間通って描きました。
その間、お店のおじさんおばさんは、温かい飲み物をくれたり、
絵が描きやすいように、と、酒箱を動かさないでくれたり、
お店の歴史を話してくれたりと、優しく絵の完成を見守ってくれました。

完成したこの絵は、その当時、私のスケッチの代名詞のようになり、
絵のはじまりを、応援しくれました。


それから15年・・・今でもみかんの時期になると、
箱いっぱいに島のみかんを詰めて、送ってくださいます。
そして数年に一度ですが、四国を仕事で訪れるとき、
しまなみ海道を通り、おじさんおばさんに会いに行っています。
昨年の夏、突然に会いに行った時も、涙で迎えてくれました^^


そんな河原商店の息子さんから、6月にお便りをいただきました。
「両親が今月末をもって、90年続いたお店を閉めることになりました。
家族と、歴代のアルバイトのみなさんにも集まってもらって、
サプライズパーティーを計画しています。
何かプレゼントを。。。と考えたとき、あつみちゃんの絵の他、
思い当りませんでした。今でも家族で集まると、あつみちゃんとの
出会いになった3日間を、両親は嬉しそうに話しています。
コピーで構いません、あの絵をプレゼントにしたいのですが。。。」

こんなうれしいメッセージをいただきました。
喜びと同時に、驚きました! 昨年の夏、再会して以来、
この原画は、おじさんおばさんに持っていてもらいたい…と、
部屋の見えるところに、しばらく出していたからです。
こんなすばらしい節目の時に、お贈りできるなんて!
あの3日間と、それからの15年間の感謝の気持ちを、
手紙にこめて、絵と共に、息子さんのところへお送りしました。

そして、このお盆に、サプライズパーティーは決行されました☆
終始、おばさんは嬉しさと涙で、いっぱいだったようです。
サプライズは大成功!!だったんですねー。 よかった!
絵もとてもよろこんでくれて、娘さんの代読で、
みなさんで手紙も読んでくださったのだそう。。。
今日届いた、おばさんからのお便りにも、そう書かれていました。

そして、手紙の中にはこんな言葉も。。。
「私たちは、何の足跡も残せてないけど、一生懸命に働いたよ。
多くのお客さまとの出会い&やさしさに笑顔をいただき、宝物です。」
島のご年配の方々が、お店を閉めることで不便になってしまうこと、
それだけが辛くて。。。と、電話口で泣いていたおばさん。
重い酒箱を運び続けた働き者のおじさん。
島の皆さんの日常を支え続けたこと、すごい足跡。
自分の絵が、そんな風な誰か支えになれる事、生涯の目標です。


おじさん、おばさん、60年間、お疲れ様でした。
これから、まだまだ青春ですよー!^^
ずっとずっとお元気で、いっぱい楽しい時間、過ごしてくださいね。
また、ひょっこり笑顔に会いに行きますね~。
その時また、おばさんのうれし涙にも会えるかな?







昨年、突然会いに行ったとき。おばさんはいつも涙で迎えてくれます^^
昨年、突然会いに行ったとき。おばさんはいつも涙で迎えてくれます^^