これまでの日記

どうなるかな、の工作。

2015年11月23日


ずっと作ってみたかった、立体の星の灯り。
それも、骨組は無しで、和紙だけで作りたかったんです。
でも、光が透けるくらいの薄い和紙では、星の形が保てません。

想像してみると、糊で丈夫になる和紙のはりぼてが、理想。
でも、どうやったらできる?
立体の星の型を作って、はりぼてにしても、
複雑な形では、型から抜けない。。。

いろいろと思案してみた結果、
「五角すい」の木型を作って(KIYA工房さんに依頼)、
五角すいのはりぼてをたくさん作り、つなぎ合わせる方法で、
トライしてみる事にしました! どうなるだろう!!


五角すいでも、型から抜くのは思ったより大変!
木型はニスでツヤツヤにし、ワックスも塗ってみよう。
「丈夫かつ光に透けやすく」の両立は、どんな厚さの和紙を
何枚、重ねるのがいいんだろう。
色は、どの段階でつけるのが美しいかな。濃さはどうしよう。
仕上げのニスは、和紙感が消えないくらいの方がやさしいな。

たくさん改善点を発見しながら、
一個づつ、一歩づつ、いい雰囲気の灯りに近づいてきました。

本当の星空のように、いろんな大きさや色温度の星々を、
空間いっぱいに浮かべて、そこに光の切り絵を描きたいな。
来春、切り絵の森美術館で、その空間作りたいです!
教科書のない、自分でやり方を見つけてゆく創作って、
失敗もあるけど、「どうなるかな」のワクワクが
どんどんと膨らんで、本当にたのしい!
幼い頃にかかった、この「ワクワク」の魔法は、
今も覚めることなく、私の人生に喜びをくれています♪


さぁ、そんなワクワクから生まれた作品たちを携えて、
あさってから2週間ほど、四国に行ってきます!
○高知県佐川町では、野外幻灯の故郷「酒蔵ロード劇場」を、
○高知県黒潮町の海辺の図書館で、大きなパノラマな景色を、
○高知県足摺岬では、足摺テルメのクリスマスを、
光の切り絵で、描いてきます!! 
その景色を思い、笑顔を願い、たくさん作った絵たち、
どんな光を放ってくれるかな。喜んでもらえるかな。

良いご報告ができるよう、はりきって楽しんできますねー♪
四国、高知のみなさん、ぜひぜひ、遊びにいらしてください^^

みなさん、体調崩されませんよう、お元気に、
2015年の最後の月を、お迎えください。

では、いってきまーす☆ ^^




○もうすぐの光の切り絵展のご案内。




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